茨城県つくば市にあるレディースクリニックです。女性医師もおりますので気軽にご相談ください。

医療法人社団 清虹会 なないろレディースクリニック

産科Obstetrics

病棟

産科Obstetrics


私たちはお母さんの気持ちを大切に考えています。
各皆さまのバースプランにそったオーダーメイドケアをしてまいります。

どんなお産(バースプラン)にしたいですか?

バースプランの例

出産についての希望

  • 陣痛時のマッサージなど、パートナーにやり方を教えてほしい
  • 好きな音楽やDVDをかけたい
  • その時の楽な姿勢でお産をしたい(フリースタイル)
  • ソフロロジー法で臨みたい(⇒ソフロロジー教室がございます)
  • お産の進み具合を詳しく説明してほしい
  • 夫や上の子の立会出産を希望したい
  • 陣痛中、リラックスできるようなアロマをたいてほしい
  • 促進剤はできるだけ使用せず頑張りたい

出産後の希望

  • すぐに母乳をあげたい
  • 一緒に写真を撮りたい
  • 赤ちゃんをお腹にのせてほしい
  • 夫も育児を覚えたいと希望しているので、夫と一緒に泊まれる部屋を希望したい等

こちらはほんの一例ですのでご参考まで。皆さまご自由にお書きいただいております。

バースプランを出したからと言って、100%思い通りにはならないかもしれません。
ですがママの意思を伝えていただかなければ、自分のプラン通りになる可能性は0%になってしまいます。

私達はそれぞれのバースプランにできる限り沿った、オーダーメードケアをしてまいりたいと考えています。
授乳や新生児との過ごし方についてもご要望があればご相談ください。
基本的に当クリニックでは、母児同室・母乳育児を推進しております。
お子様の健やかな成長を願って、お母様のきめ細やかなサポートに努めさせていただきます。

スタッフ一同そのための努力は惜しみません。

  • バースプランは無痛分娩を希望される方にもお聞きしております。

出産のご案内

LDR

自然分娩

自然分娩について、どのようなイメージをもたれるでしょうか?
「自然な流れに任せて」いえいえ!
自然分娩の中にも、よく考えてみると「ああしたい、こうしてみたい・・・」と、何かしら要望があるものだと思います。

自然分娩では、医療介入を必要最小限に抑え、お産を病院や人任せにせず、女性が持つ「子供を産む」本能を発揮するお産です。

私達は、ママの気持ちを大切に考えています。
そのためバースプランをお聞きしながら、どのようなお産をして産後はどうしたいかを考えるなど、ママ自身に予定を立てていただいております。パパと一緒に考えるのも良いですね。

無痛分娩

当クリニックでは欧米で一般的な硬膜外麻酔により、痛みをコントロールする方法を用いています。
背中(腰椎の硬膜外腔)にカテーテルという細いチューブを入れて局所麻酔を注入し、感覚をブロックする方法です。現在フランスでは70%、アメリカでも半数近くが無痛分娩を行っています。
出産時の痛みを軽減し、リラックスしてお産に望めますので、痛みに敏感な方や血圧の高い方に有効です。

硬膜外麻酔法は、痛みだけをとる麻酔法ですから意識はちゃんとありますし足も動きます。痛みを緩和するためママがリラックスできますので、ベビーへのストレスは少ないのが特徴です。
麻酔のために陣痛(子宮の収縮力)が弱くなる時がありますが、そのような時には陣痛を強くするお薬を使いコントロールします。

麻酔によるベビーへの影響や、ママへの副作用は少ないとされています。

陣痛および分娩時の痛みだけを取り除けば、クリアな意識のまま心身ともに落ち着いた状態で分娩することができます。
自然分娩同様に、ほとんどの方が自分でいきんで生むことができて生まれたばかりのベビーを胸に抱くことができますので、自然分娩同様にとても感動的な出産を迎えることができます。
その他、出産時の体力消耗が少なく産後の回復が早い方が多いのも特徴です。
また急変により帝王切開が必要になった場合でも、すでに麻酔の準備ができているので迅速に手術に移行できるというメリットもあります。

  • 陣痛がある際に、急遽希望されても硬膜外麻酔による無痛分娩をお受けしています。

計画分娩

計画分娩の利点と注意点

計画分娩とは、人為的に分娩を決めて分娩誘発を行うことです。

利点

胎児の心拍パターンを分娩終了まで継続的にモニターすることによって、安全にお産をすることができます。
また人出の多い時間帯にお産していただくことで、異常や合併症に対して迅速に対応することができます。

注意点

分娩前処置や陣痛促進剤を必要とする場合は、わずかにリスクがあります。
したがって「いかに自然に近いお産を行うか?」が重要であり、無理な分娩誘発は絶対に行ってはいけません。
陣痛促進剤は、自然なお産でも脳から出てくる物質ですが厳重な管理下で用いる必要があります。

分娩日の決め方

産科学的判断のもとに分娩日を決定します。
現在までの妊娠経過、過去の分娩の情報を検討します。
妊娠36週以降、毎週の内診所見と胎児の状態を総合的に判断して、お産の準備状態が整う時期を予測します。
本人やご家族の希望もあわせて、実際にお産する日を決定して予約します。

分娩前処置

入院は、原則として決定したお産の日の前日です。入院後、分娩監視装置で胎児の心拍パターンと子宮の収縮状態を確かめます。
内診所見によっては、あらかじめ子宮口を広げる処置が必要になる場合があります。
ミニメトロという小さな水風船を子宮口に入れるのですが、痛みはほとんどありません。

分娩当日

分娩監視装置を着けて陣痛促進剤の点滴を始めます。
次に胎児を包む膜を人工的に破る処置を行い、分娩誘発を開始します。無痛分娩の方には硬膜外麻酔の処置を合わせて行います。
陣痛促進剤については、母児に負担がかかりすぎないようにごく少量から開始して慎重に増量していきます。

帝王切開

「帝王切開」と赤ちゃんに関するお話。あなたは、どのくらい知っていますか?

医療技術の進歩により帝王切開で出産するケースはますます増えています。
帝王切開と赤ちゃんを取り巻く現状について、あなたはどれくらい知っていますか?

「帝王切開」って、なに?

「帝王切開」とは、お母さんか赤ちゃんのどちらかに問題が生じ、自然分娩が難しいと判断された場合に選択される出産方法です。
お母さんの腹部と子宮を切開して、直接赤ちゃんを取り出します。

今では、5~6人に1人が帝王切開による出産

日本で「帝王切開」により出産した人は、2008年の統計では総出産数109万人のうち18.4%にあたる約20万人と推定されています。
つまり妊婦さんの5~6人に1人が帝王切開により出産していることになります。
また出産数自体は減少しているにもかかわらず、帝王切開による出産は過去20年間で約2倍に増えています。
理由として赤ちゃんの安全を重視するようになったことや医療技術の進歩により安全な手術が可能となってきたことがあげられます。

「帝王切開」って、どういうもの?

帝王切開の種類には、以下の2つがあります。どちらも医師が必要と判断して行われます。

選択(予定)帝王切開

超音波などの検査方法によって、お腹の赤ちゃんの様子やお母さんの健康状態が詳しくわかるようになりました。
赤ちゃんの成長にもよりますが、通常は36~37週の検診結果をもとに自然分娩が難しいと判断されると帝王切開が選ばれ、38週ごろに手術が行われます。

緊急帝王切開

赤ちゃんあるいはお母さんの体に何か問題が起き、急いで赤ちゃんを取り出す必要がある場合に行われます。
お産の途中や出産直前に手術が決まり、お母さんやご家族の方に同意を得て迅速に行われます。

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